橋渡はしわた)” の例文
みなみ亭主ていしゆは一たん橋渡はしわたしをすればあとふたゝびどうならうともそれはまたときだといふこゝろから其處そこ加減かげんつくろうてにげるやうにかへつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
まことに不自由な花のようだが、実はそれがそう不自由でないのはおもしろいことではないか。なんとなれば、そこには花粉の橋渡はしわたし役をつとめるものがあって、えずこの花をおとずれるからである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)