トップ
>
棹
>
ざを
ふりがな文庫
“
棹
(
ざを
)” の例文
見ると兩國橋の、東西兩方の橋詰から、一杯に灯を積んだ船が二艘、この邊の中心點を目がけて、長
棹
(
ざを
)
で橋の下を叩きながら、靜かに、靜かに進んで來るのです。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手
(
て
)
を
其
(
そ
)
の
傘
(
かさ
)
に
支
(
さゝ
)
へて、ほし
棹
(
ざを
)
にかけたまゝ、ふら/\と
宙
(
ちう
)
に
泳
(
およ
)
いだ。……この
中
(
なか
)
でも
可笑
(
をかし
)
い
事
(
こと
)
がある。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ことばの海のみなれ
棹
(
ざを
)
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“棹”の意味
《名詞》
(さお)枝葉を取り去って作られた竹の細長い棒。cf.竿。
(さお)舟をこぐ道具で岸辺や水底に突っ張って舟を進ませる長い棒。
(さお)三味線の同から上の、弦を張った長い部分。転じて、三味線。
(さお)箪笥(たんす)・長持(ながもち)などにさしてかつぐ棒。
(出典:Wiktionary)
棹
漢検1級
部首:⽊
12画
“棹”を含む語句
水棹
太棹
釣棹
棹立
竹棹
棹取
水馴棹
物干棹
長棹
黐棹
干棹
舟棹
棹石
十棹
三棹
一棹
二棹
細棹
継棹
間棹
...