“柯(か)” の例文
(二九)柯(か)の會(くわい)に於(おい)て、(三〇)桓公(くわんこう)、曹沫(さうばつ)の約(やく)に背(そむ)かんと欲(ほつ)す、管仲(くわんちう)因(よ)つて之(これ)を信(しん)にす。諸矦(しよこう)是(これ)に由(よ)つて齊(せい)に歸(き)せり。故(ゆゑ)に曰(いは)く、(三一)『與(あた)ふるの取(と)るたるを知(し)るは政(まつりごと)の寶(たから)也(なり)』
その中に童子が『何故帰らんか?』と言ったから、立って斧を取って見ると、柄が朽っていた。爛(らん)は朽ちるの意味、柯(か)は斧の柄のことだ。つまり斧の柄が朽ってしまうまで見物していたんだね。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)