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松蔵
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まつぞう
ふりがな文庫
“
松蔵
(
まつぞう
)” の例文
松蔵
(
まつぞう
)
は、
青年
(
せいねん
)
となったのです。けれど、
彼
(
かれ
)
は、どうかして一
度
(
ど
)
、
海
(
うみ
)
を
渡
(
わた
)
って、あちらにある
国
(
くに
)
にいってみたいという
希望
(
きぼう
)
を
捨
(
す
)
てませんでした。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
簣の横にいた
横肥
(
よこぶとり
)
のした人夫の一人がそれを見て権兵衛の前へ出た。それは
松蔵
(
まつぞう
)
と云う人夫の組頭の一人であった。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
松蔵
(
まつぞう
)
は、
目
(
め
)
に、いっぱいの
涙
(
なみだ
)
をためて
車
(
くるま
)
の
行方
(
ゆくえ
)
を
見送
(
みおく
)
っていました。しかしそれをどうすることもできなかったのです。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どうして、こんないい
音
(
ね
)
が
出
(
で
)
るのでしょうね。」と、
松蔵
(
まつぞう
)
は、
不思議
(
ふしぎ
)
そうにおじいさんに
向
(
む
)
かってたずねました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
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松魚