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朱目
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あかめ
ふりがな文庫
“
朱目
(
あかめ
)” の例文
さるによつて
明日
(
あす
)
よりは、
木賊
(
とくさ
)
ヶ原
(
はら
)
の
朱目
(
あかめ
)
が
許
(
もと
)
に行きて、療治を
乞
(
こ
)
はんといふことまで、
怎麼
(
いか
)
にしけんさぐり
知
(
しり
)
つ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
その時足を
挫
(
くじ
)
かれて、
霎時
(
しばし
)
は歩行もならざりしが。これさへ
朱目
(
あかめ
)
の
翁
(
おきな
)
が薬に、かく
以前
(
もと
)
の身になりにしぞ
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
黄金丸は
柴門
(
しばのと
)
に立寄りて、
丁々
(
ほとほと
)
と
訪
(
おとな
)
へば。中より「
誰
(
た
)
ぞ」ト声して、
朱目
(
あかめ
)
自ら立出づるに。見れば耳長く毛は
真白
(
ましろ
)
に、
眼
(
まなこ
)
紅
(
くれない
)
に光ありて、
一目
(
みるから
)
尋常
(
よのつね
)
の兎とも覚えぬに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“朱”で始まる語句
朱
朱塗
朱雀
朱鞘
朱鷺色
朱実
朱欒
朱羅宇
朱総
朱泥