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最奥
ふりがな文庫
“最奥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいおう
75.0%
さいおく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいおう
(逆引き)
この悲哀は
華
(
はな
)
やかな青春の悲哀でもなく、単に男女の恋の上の悲哀でもなく、人生の
最奥
(
さいおう
)
に
秘
(
ひそ
)
んでいるある大きな悲哀だ。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
悟浄は、この庵室に
一
(
ひと
)
月ばかり滞在した。その間、
渠
(
かれ
)
も彼らとともに自然詩人となって宇宙の調和を
讃
(
たた
)
え、その
最奥
(
さいおう
)
の生命に同化することを願うた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
最奥(さいおう)の例文をもっと
(3作品)
見る
さいおく
(逆引き)
誰が何時来て
拝
(
おが
)
むのか。
西行
(
さいぎょう
)
ならばたしかに歌よむであろ。歌も句もなく原を過ぎて、
崖
(
がけ
)
の下、小さな
流
(
ながれ
)
に
沿
(
そ
)
うてまた一つ小屋がある。これが斗満
最奥
(
さいおく
)
の
人家
(
じんか
)
で、
駅逓
(
えきてい
)
から
此処
(
ここ
)
まで二里。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
最奥(さいおく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“最奥”の意味
《名詞》
一番奥深くにある場所。
(出典:Wiktionary)
最
常用漢字
小4
部首:⽈
12画
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
“最”で始まる語句
最早
最
最初
最中
最後
最期
最前
最寄
最上
最近
“最奥”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
中島敦
和辻哲郎
田山花袋