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暮果
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くれは
ふりがな文庫
“
暮果
(
くれは
)” の例文
まだ
暮果
(
くれは
)
てず
明
(
あかる
)
いのに、
濡
(
ぬ
)
れつゝ、ちらちらと
灯
(
ひとも
)
れた
電燈
(
でんとう
)
は、
燕
(
つばめ
)
を
魚
(
さかな
)
のやうに
流
(
なが
)
して、
靜
(
しづか
)
な
谿川
(
たにがは
)
に
添
(
そ
)
つた。
流
(
ながれ
)
は
細
(
ほそ
)
い。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
冬の日は全く
暮果
(
くれは
)
て雪解の
泥濘
(
ぬかるみ
)
は寒風に吹かれてもう凍っている。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
町
(
まち
)
へ
入
(
はひ
)
るまでに
日
(
ひ
)
もとつぷりと
暮果
(
くれは
)
てますと
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮靄
暮色
暮夜
暮春
暮田正香
暮合
暮々
暮六