“暮初”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くれそ50.0%
くれそめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また日の暮初くれそむる頃、新に天に現はれ出づるものありて、その見ゆるはまことか否かわきがたきごとく 七〇—七二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
言込いひこみ下されよとは言聞が如きていでは支度の程も覺束おぼつかなければ夫等は一しき此方で致してやつくるしくなき故此儀も心得給ひねと一個子ひとりこだけに子にあまき親は言葉ことば行屆ゆきとゞき落なく言れて忠兵衞が是も一つの安心と委細ゐさい承知しようちみせの方へ行しに頃は春の日もやゝ暮初くれそめて石町の入相いりあひかねひゞきけり斯て管伴ばんたう忠兵衞は此婚姻こんいん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)