トップ
>
暮初
>
くれそめ
ふりがな文庫
“
暮初
(
くれそめ
)” の例文
言込
(
いひこみ
)
下されよとは言聞が如き
體
(
てい
)
では支度の程も
覺束
(
おぼつか
)
なければ夫等は一
式
(
しき
)
此方で致して
遣
(
やつ
)
て
苦
(
くるし
)
くなき故此儀も心得給ひねと
一個子
(
ひとりこ
)
だけに子に
甘
(
あま
)
き親は
言葉
(
ことば
)
も
行屆
(
ゆきとゞ
)
き落なく言れて忠兵衞が是も一つの安心と
委細
(
ゐさい
)
承知
(
しようち
)
し
店
(
みせ
)
の方へ行しに頃は春の日もやゝ
暮初
(
くれそめ
)
て石町の
入相
(
いりあひ
)
の
鐘
(
かね
)
響
(
ひゞ
)
きけり斯て
管伴
(
ばんたう
)
忠兵衞は此
婚姻
(
こんいん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“暮”で始まる語句
暮
暮方
暮靄
暮色
暮春
暮夜
暮田正香
暮合
暮々
暮六