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断言
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だんげん
ふりがな文庫
“
断言
(
だんげん
)” の例文
旧字:
斷言
ネズミ一匹ぬけださなかったと
断言
(
だんげん
)
し、また、蔵の入口の前にいた人たちは、だれも網戸のそとへ出なかったといいはりました。
青銅の魔人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
要するに、歴史上のタチバナと日本野生品のタチバナとは、全然関係のないミカンであることを私は
断言
(
だんげん
)
する。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
だが、これは
断言
(
だんげん
)
するだけの証拠が集っていなかった。アンが、防空壕を出ていくといったとき、彼はいよいよこの女の亭主の代役が終ったのかと思って、
憂鬱
(
ゆううつ
)
になった。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ある人はわたしたちを山の
中腹
(
ちゅうふく
)
に
造
(
つく
)
りかけた
別荘
(
べっそう
)
へ行かせた。また一人は、その人たちは湖水のそばに住んでいると
断言
(
だんげん
)
した。なるほど山の別荘に住んでいるのもイギリスのおくさんであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
と
断言
(
だんげん
)
した。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
なぜそれが
断言
(
だんげん
)
できるかというと、この蠅どもには、普通の蠅に見受けるような
黴菌
(
ばいきん
)
を持っていない。極めて黴菌の種類が少い。
大抵
(
たいてい
)
なら十四五種は持っているべきを、たった一種しか持っていない。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
春木少年が一同を代表して
断言
(
だんげん
)
すると、小玉氏はにこにこ笑って
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いないと
断言
(
だんげん
)
はできない。現にわしは月世界の生物を
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“断”で始まる語句
断
断崖
断念
断乎
断末魔
断食
断然
断片
断々
断腸