“だんげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
断言57.1%
斷言28.6%
断弦7.1%
断絃7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要するに、歴史上のタチバナと日本野生品のタチバナとは、全然関係のないミカンであることを私は断言だんげんする。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
わたくし斷言だんげんする、わしごとたけく、獅子しゝごといさましき列國れつこく艦隊かんたい百千舳艫ひやくせんじくろならべてきたるとも、日章旗につしようきむかところおそらくば風靡ふうびせざるところはあるまいと。
これをむかえ撃つなら、破竹羽柴の精鋭といえ、ついにこの辺りで、さしもの力も尽き、断弦だんげんの恨み、一挙に勝敗の地をかえて、惨たる敗退を強いられたかもしれないのである。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)