“断言”の読み方と例文
旧字:斷言
読み方割合
だんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ネズミ一匹ぬけださなかったと断言だんげんし、また、蔵の入口の前にいた人たちは、だれも網戸のそとへ出なかったといいはりました。
青銅の魔人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
要するに、歴史上のタチバナと日本野生品のタチバナとは、全然関係のないミカンであることを私は断言だんげんする。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
だが、これは断言だんげんするだけの証拠が集っていなかった。アンが、防空壕を出ていくといったとき、彼はいよいよこの女の亭主の代役が終ったのかと思って、憂鬱ゆううつになった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)