“言断”の読み方と例文
読み方割合
いいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ふむ——」と、お島はやっぱりすごい顔をして、考えこんでいた。「東京を出るとき、私は一生親の家の厄介にはなりませんと、立派に言断いいきって来ましたからね。今逢うのは実につらい!」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)