トップ
>
斑
>
はん
ふりがな文庫
“
斑
(
はん
)” の例文
見ると、入口から奥へ、
斑
(
はん
)
々たる血の痕、平次と八五郎はそれを除け除け、お栄の手から受取った手燭をかざして次の間に踏込みます。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
背なかに十文字の
斑
(
はん
)
が抜けているというから、この方が多分本ものの狸である。
狸とムジナ
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『本草啓蒙』に、一種足長蛸形
章魚
(
たこ
)
に同じくして足
最
(
いと
)
長し、食えば必ず酔いまた
斑
(
はん
)
を発す。雲州でクチナワダコといい、雲州と讃州でこれは蛇の化けるところという。蛇化の事若州に多し。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
樅
(
もみ
)
の大きな森のまん中に出た。影と静寂とばかりだった。赤茶色の日光の
斑
(
はん
)
点が少しばかり、どこからともなくさしてきて、濃い影の中に落ちていた。クリストフはそれらの光の延板から
昏迷
(
こんめい
)
された。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“斑”の解説
斑(はん)は、皮膚疾患などでみられる皮疹の一つ。皮膚の表面は盛り上がっておらず平坦で、かつ限局した病的な変化である。
(出典:Wikipedia)
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
“斑”を含む語句
斑々
斑紋
斑猫
白斑
斑馬
斑点
虎斑
斑鳩
斑點
黒斑
斑雪
石斑魚
斑犬
紫斑
赤斑
斑痕
斑入
一斑
斑牛
斑白
...