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『狸とムジナ』
ふりがな文庫
『
狸とムジナ
(
たぬきとムジナ
)
』
すこしのんきな話をしてみよう。本年五月の末、十数名の元気のいい文士の一行に加わって、北海道へ海上の旅をした。船は満員で皆入込のごろ寝をした中で、長谷川如是閑と自分と二人だけは、老人というかどをもって好い船室を与えられ、自由に起臥していたのが …
著者
柳田国男
初出
「上毛の民俗」煥乎堂、1948(昭和23)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斑
(
はん
)
経
(
へ
)
入込
(
いりごみ
)
肢
(
あし
)
喚
(
よ
)
小谷
(
おたり
)
飯南
(
いいなん
)
難波
(
なにわ
)
葦
(
あし
)
藪
(
やぶ
)
豆太
(
まめだ
)
賓
(
ひん
)
釈
(
と
)
間瀬
(
ませ
)
狢
(
むじな
)
顛末
(
てんまつ
)
馴染
(
なじみ
)
騙
(
だま
)
麻布
(
あざぶ
)
鼬
(
いたち
)
粗
(
あら
)
他処
(
よそ
)
浜荻
(
はまおぎ
)
気多
(
けた
)
棲息
(
せいそく
)
揖斐
(
いび
)
揃
(
そろ
)
括
(
くく
)
後趾
(
あとあし
)
尻尾
(
しっぽ
)
宛
(
あ
)
噂
(
うわさ
)
吹革
(
ふいご
)
但書
(
ただしがき
)