トップ
>
擬
>
もど
ふりがな文庫
“
擬
(
もど
)” の例文
徳冨蘆花
(
とくとみろか
)
が『ほととぎす』に名を成した後の或る時「我は小説家たるを恥とせず」とポーロ
擬
(
もど
)
きに宣言したのはやはり文人としての国士的表現であった。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
商人
(
あきゅうど
)
はもとより、親が会社員にしろ、巡査にしろ、田舎の
小忰
(
こせがれ
)
でないものが、娘を
苛
(
いじ
)
める
仔細
(
しさい
)
はない。故あるかな、スパルタ
擬
(
もど
)
きの少年等が、武士道に対する義憤なのである。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
親譲りの服だつたら、ロツクフエラア
擬
(
もど
)
きに着られもしようが、親譲りの禿頭だつたら
何
(
ど
)
うしたものだらう。今の児玉翰長などは流石に孝行者で、あの
齢
(
とし
)
で
鬘
(
かづら
)
も着ないで
凝
(
じつ
)
と
辛抱
(
がまん
)
してゐる。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
擬
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
“擬”を含む語句
擬宝珠
模擬
擬寶珠
擬態
江戸児擬
擬勢
擬兵
擬装
擬物
擬音
見擬
擬似
梅擬
擬作高
擬議
擬似恋愛
比擬
模擬試験
擬古
擬古狂詩
...