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撫着
ふりがな文庫
“撫着”の読み方と例文
読み方
割合
なでつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なでつ
(逆引き)
「何にも言わないで、いきなり
噛
(
かじ
)
りつきたかったんだけれど、澄し返って、悠々と髪を
撫着
(
なでつ
)
けたりなんかして。」
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「そんな邪険な
撫着
(
なでつ
)
けようがあるもんですか、私が分けて上げますからお待ちなさい。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お
聞
(
き
)
き、
島
(
しま
)
へ
着
(
つ
)
くと、
元船
(
もとぶね
)
を
乘棄
(
のりす
)
てて、
魔國
(
まこく
)
とこゝを
覺悟
(
かくご
)
して、
死裝束
(
しにしやうぞく
)
に、
髮
(
かみ
)
を
撫着
(
なでつ
)
け、
衣類
(
いるゐ
)
を
着換
(
きか
)
へ、
羽織
(
はおり
)
を
着
(
き
)
て、
紐
(
ひも
)
を
結
(
むす
)
んで、てん/″\が
一腰
(
ひとこし
)
づゝ
嗜
(
たしな
)
みの
脇差
(
わきざし
)
をさして
上陸
(
あが
)
つたけれど
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
撫着(なでつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
撫
漢検準1級
部首:⼿
15画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“撫”で始まる語句
撫
撫子
撫肩
撫育
撫下
撫養
撫付
撫民
撫斬
撫然
“撫着”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花