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死裝束
ふりがな文庫
“死裝束”の読み方と例文
新字:
死装束
読み方
割合
しにしやうぞく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しにしやうぞく
(逆引き)
殺された娘お玉の死體は、隣りの六疊に
移
(
うつ
)
され、母親の時代と、その義妹でお玉には叔母に當るお近が、涙ながらに
死裝束
(
しにしやうぞく
)
の世話をしてをりました。
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お
聞
(
き
)
き、
島
(
しま
)
へ
着
(
つ
)
くと、
元船
(
もとぶね
)
を
乘棄
(
のりす
)
てて、
魔國
(
まこく
)
とこゝを
覺悟
(
かくご
)
して、
死裝束
(
しにしやうぞく
)
に、
髮
(
かみ
)
を
撫着
(
なでつ
)
け、
衣類
(
いるゐ
)
を
着換
(
きか
)
へ、
羽織
(
はおり
)
を
着
(
き
)
て、
紐
(
ひも
)
を
結
(
むす
)
んで、てん/″\が
一腰
(
ひとこし
)
づゝ
嗜
(
たしな
)
みの
脇差
(
わきざし
)
をさして
上陸
(
あが
)
つたけれど
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
死裝束
(
しにしやうぞく
)
の晴着に換へて、白布で膝を
結
(
ゆは
)
へ、香まで焚いて、何處から持出したか、女持の懷劍、左乳の下を一とゑぐり、武士も及ばぬ見事な最期だつたのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
死裝束(しにしやうぞく)の例文をもっと
(3作品)
見る
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
裝
部首:⾐
13画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
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死
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