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揮
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ふり
ふりがな文庫
“
揮
(
ふり
)” の例文
上へ刀を振りかぶれる空間があれば、
据物斬
(
すえものぎ
)
り、ただ一
揮
(
ふり
)
に割りつけること、孫兵衛の手になんの苦もないことだろうが、見当のつかない暗闇。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お島にささえられないほどの力を出して、隠居が
剃刀
(
かみそり
)
を
揮
(
ふり
)
まわして、二人のなかへ割って入ったとき、おゆうは
寝衣
(
ねまき
)
のまま、
跣足
(
はだし
)
で縁から外へ飛出していった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
赤裸
(
まはだか
)
の
男子
(
おのこ
)
むれゐて
鉱
(
あらがね
)
のまろがり砕く
鎚
(
つち
)
うち
揮
(
ふり
)
て
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
揮
常用漢字
小6
部首:⼿
12画
“揮”を含む語句
一揮
指揮
揮毫
発揮
指揮者
發揮
揮発油
揮下
揮廻
揮上
墨客揮犀
揮発
揮返
揮配
揮舞
揮良夫
揮毫者
揮𢌞
搉揮
擢揮
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