“捲(は)” の例文
寝台(ベツド)の上に敷(し)いた蒲団を見ると真白(まつしろ)である。上(うへ)へ掛けるものも真白(まつしろ)である。それを半分(はんぶ)程斜(はす)に捲(は)ぐつて、裾(すそ)の方が厚(あつ)く見える所を、避(よ)ける様に、女は窓を背(せ)にして腰を掛けた。足は床(ゆか)に届かない。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)