“書捲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かきま50.0%
かきまく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎に角、私は昨年中に四千ポンド以上は書捲かきまくった。それでなお足りないのだ。サー・ウォルター・スコットを思う。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
必死になって書いて書いて書捲かきまくって、その度に、悪感情はいだいていたけれど、仕方がないから、某大家の所へ持って行って、筆を加えて貰った上に、売って迄貰っていた。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)