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捜出
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さがしだ
ふりがな文庫
“
捜出
(
さがしだ
)” の例文
又
(
また
)
事実湿地でもあるから
何処
(
どこ
)
かに引移りたいと思い、
飯倉
(
いいくら
)
の方に相当の
売家
(
うりや
)
を
捜出
(
さがしだ
)
して
略
(
ほぼ
)
相談を
極
(
き
)
めようとするときに、塾の人の申すに
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
珍々先生が帝国劇場において『
金毛狐
(
きんもうこ
)
』の如き新曲を聴く事を辞さないのは、つまり灰の中から宝石を
捜出
(
さがしだ
)
すように
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それよりは御領内から絶世の佳人を
捜出
(
さがしだ
)
し、御傍に
召仕
(
めしつか
)
われては
如何
(
いかが
)
でございましょう
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「西の源治が土蔵の中から
捜出
(
さがしだ
)
した、古い記録に
精
(
くわ
)
しく記してある——読んで御覧」
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
と三吉は、赤い
葡萄酒
(
ぶどうしゅ
)
の残りを
捜出
(
さがしだ
)
して、それを砕いた氷にそそいだ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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)
のない水茶屋の
床几
(
しょうぎ
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に置き捨ててある
煙草盆
(
たばこぼん
)
から勝手に煙草の火をつけようとして、灰ばかりなのにちょッと舌鼓を打ったが、そのまま腰を
下
(
おろ
)
し
懐中
(
ふところ
)
から
火打石
(
ひうちいし
)
を
捜出
(
さがしだ
)
しながら
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
何
(
どう
)
やら
斯
(
こ
)
うやら布哇を
捜出
(
さがしだ
)
して、
其処
(
そこ
)
へ寄港して三、四日逗留した。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
捜
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“捜”で始まる語句
捜
捜索
捜査
捜神記
捜索隊
捜討
捜究
捜索方
捜索方針
捜寄