“捜討”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうたう50.0%
そうとう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光圀は大日本史の編纂に当つて、和文の本原をたづねて古語を研究する必要を感じて、日本全国にその史料を捜討さうたうし、それを整理した。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
それとも何人なにひとかの手に帰して、何処どこかに埋没しているであろうか。これを捜討そうとうせんと欲するに、由るべき道がない。保さんは今に迨るまで歎惜してまぬのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)