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挽割麥
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ひきわりむぎ
ふりがな文庫
“
挽割麥
(
ひきわりむぎ
)” の例文
新字:
挽割麦
僅
(
わづか
)
に
醤油
(
しやうゆ
)
の
味
(
あぢ
)
のみが
數年來
(
すうねんらい
)
の
彼
(
かれ
)
の
舌
(
した
)
に
好味
(
かうみ
)
たるを
失
(
うしな
)
はなかつたが、
挽割麥
(
ひきわりむぎ
)
の
勝
(
か
)
つた
粗剛
(
こは
)
い
飯
(
めし
)
は
齒齦
(
はぐき
)
が
到底
(
たうてい
)
それを
咀嚼
(
そしやく
)
し
能
(
あた
)
はぬのでこそつぱい
儘
(
まゝ
)
に
嚥
(
の
)
み
下
(
くだ
)
した。おつぎが
膳
(
ぜん
)
を
引
(
ひ
)
かうとすると
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
更
(
さら
)
に
袋
(
ふくろ
)
へ
米
(
こめ
)
と
挽割麥
(
ひきわりむぎ
)
とを
交
(
ま
)
ぜたのを
入
(
い
)
れて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
麥
部首:⿆
11画
“挽割”で始まる語句
挽割
挽割麦
挽割飯