これには指金がありますよ。計画があってのことだ。その指金が何人であるか、それは言うまでもなく、皆さん、お分りのことでさアね。
『越中! お前の指金だな!』すると越中めこういいおった。『上様のお命をお助けしたく、お連れ致しましてございます』
奥の酒宴を抜けて、かれがここへ来たのは、いうまでもなく千蛾老人の指金をうけて、馬春堂の生き胆を料理しに来たものに相違ありません。
「親分さん、御苦勞さまで。——私の指金で、お糸さんに來てもらひましたが、飛んだお叱言を頂戴した相で、まことに相濟みません、へエ——」
“指金(指矩)”の解説
指矩(さしがね)は、工具の一種。ステンレスや鋼、真鍮などの金属製で目盛りがついており、材木などの長さや直角を測ったり、勾配を出したりするのに使われる。L字型をしており、両方の辺(長手と短手(妻手))に目盛りがある。また、内側にも目盛りがある。
指金、差金、曲尺(きょくしゃく)
かねじゃくとも呼ばれ、日本産業規格では「角度直尺」の表記が使われている。
日本の計量法では、メートル法以外の基準を用いる計量器の販売が禁じられているため、現在製造されているものの多くは尺貫法の1寸の長さに等しい尺目盛りでありながら、目盛りは33分の1メートル単位で振ってあり、「1/33m」などと表示されている。メートル法の単位で表記されたメートル目盛りのものもあるが、裏目を用いた規矩術は、尺目盛りよりも誤差が大きくなる。
(出典:Wikipedia)
指金、差金、曲尺(きょくしゃく)
かねじゃくとも呼ばれ、日本産業規格では「角度直尺」の表記が使われている。
日本の計量法では、メートル法以外の基準を用いる計量器の販売が禁じられているため、現在製造されているものの多くは尺貫法の1寸の長さに等しい尺目盛りでありながら、目盛りは33分の1メートル単位で振ってあり、「1/33m」などと表示されている。メートル法の単位で表記されたメートル目盛りのものもあるが、裏目を用いた規矩術は、尺目盛りよりも誤差が大きくなる。
(出典:Wikipedia)
“指金”で始まる語句