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扨置
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さておき
ふりがな文庫
“
扨置
(
さておき
)” の例文
掛ず
惡
(
わる
)
い
夢
(
ゆめ
)
だと
斷念
(
あきらめ
)
て御
辛抱
(
しんばう
)
を成されなば大旦那にも
安心
(
あんしん
)
致され
家督
(
かとく
)
を御
讓
(
ゆず
)
り有れんと思ひ
運
(
めぐ
)
らすことも有ば何は
扨置
(
さておき
)
御家督を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取落したるとや夫は
夢
(
ゆめ
)
にても見しならん
萬一
(
もし
)
實
(
まこと
)
に落したり共此所の店にては有まじ夫れは外を
搜
(
さが
)
されよ
斯
(
かう
)
見
(
み
)
た處が二十兩は
扨置
(
さておき
)
二兩の金も持るゝ樣な
人物
(
ひとがら
)
ならずと散々に罵りければ老人は
首
(
かうべ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打るゝ思ひ
寧
(
いつ
)
そ
有體
(
ありてい
)
打明てと思ふ樣子を久八は頻りに後へ引止め五兵衞に向ひ何とも御
詫
(
わび
)
の致し樣も御座なく御
打擲
(
ちやうちやく
)
は
扨置
(
さておき
)
御
討殺
(
うちころ
)
し
成
(
なさ
)
れる共少しも御
恨
(
うら
)
みは申ません御十分に
成
(
なさ
)
れよと兩手をつかへ
頭
(
かしら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
扨
漢検1級
部首:⼿
6画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“扨”で始まる語句
扨
扨々
扨〻
扨又
扨居
扨措
扨而
扨肥後