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打斬
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うちき
ふりがな文庫
“
打斬
(
うちき
)” の例文
大「
一時遁
(
いっときのが
)
れに
請合
(
うけあ
)
って、
若
(
も
)
し此の事を御舎弟附の
方々
(
かた/\
)
へ内通でもいたすと、貴様の
宅
(
たく
)
へ踏込んで必ず
打斬
(
うちき
)
るぞ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三尺
(
さんじゃく
)
を腰低く前にて結びたる
遊
(
あそ
)
び
人
(
にん
)
らしき男一人、両手は
打斬
(
うちき
)
られし如く両袖を落して、少し
仰向
(
あおむき
)
加減に大きく口を明きたるは、春の
朧夜
(
おぼろよ
)
を
我物顔
(
わがものがお
)
に
咽喉
(
のど
)
一杯の声張上げて
投節
(
なげぶし
)
歌ひ行くなるべし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
伯父さんは堅い
方
(
かた
)
だから、
直
(
すぐ
)
に
大刀
(
だいとう
)
を
揮
(
ふる
)
って
躍込
(
おどりこ
)
み、
打斬
(
うちき
)
ろうかとは思いましたが、もう六十の坂を越した御老体、前後の御分別がありますから、じっと
忍耐
(
がまん
)
をして夜明を待ちました。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
斬
常用漢字
中学
部首:⽄
11画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀