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手抜
ふりがな文庫
“手抜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てぬか
91.7%
てぬぐい
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てぬか
(逆引き)
ある重大な
手抜
(
てぬか
)
りに気づいたのだ。あの様な際に、よくもそこまで考え廻すことが出来たと、彼はあとになって
屡々
(
しばしば
)
不思議に思った。
灰神楽
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その疑いをまた少しも後へ繰り越させないように、
手抜
(
てぬか
)
りなく仕向けて来る相手の態度を眼の前に見た時、お延はむしろ気味が悪くなった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手抜(てぬか)の例文をもっと
(11作品)
見る
てぬぐい
(逆引き)
飴
(
あめ
)
は、今でも
埋火
(
うずみび
)
に
鍋
(
なべ
)
を掛けて暖めながら、飴ん棒と云う
麻殻
(
あさがら
)
の軸に巻いて売る、
賑
(
にぎや
)
かな祭礼でも、
寂
(
さ
)
びたもので、お市、
豆捻
(
まめねじ
)
、
薄荷糖
(
はっかとう
)
なぞは、お婆さんが
白髪
(
しらが
)
に
手抜
(
てぬぐい
)
を巻いて商う。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手抜(てぬぐい)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
抜手
小手抜
“手抜”のふりがなが多い著者
森本薫
江戸川乱歩
夏目漱石
永井荷風
泉鏡花