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てぬか
ふりがな文庫
“てぬか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
手抜
64.7%
手脱
23.5%
手技
5.9%
手落
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手抜
(逆引き)
その疑いをまた少しも後へ繰り越させないように、
手抜
(
てぬか
)
りなく仕向けて来る相手の態度を眼の前に見た時、お延はむしろ気味が悪くなった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
てぬか(手抜)の例文をもっと
(11作品)
見る
手脱
(逆引き)
だが、なにも
他人
(
ひと
)
の秘密を
訐
(
あば
)
くでもなし、
何人
(
だれ
)
にもありがちのことだと大目に見ておいたがね、今になってみると、それがこっちの
手脱
(
てぬか
)
りだったよ。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
てぬか(手脱)の例文をもっと
(4作品)
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手技
(逆引き)
象だの、荷車だのといふものは、よくお役人の
手技
(
てぬか
)
りの穴へ脚を突込むもので、その頃常磐橋にも橋板のひどく損じた所があつた。象は
危
(
あやふ
)
くそこへ片足を踏込んで、横つ倒しに倒れた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
てぬか(手技)の例文をもっと
(1作品)
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手落
(逆引き)
しかしそれにはもう時機が
後
(
おく
)
れてしまったという気も起りました。なぜ
先刻
(
さっき
)
Kの言葉を
遮
(
さえぎ
)
って、こっちから逆襲しなかったのか、そこが非常な
手落
(
てぬか
)
りのように見えて来ました。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
てぬか(手落)の例文をもっと
(1作品)
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