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手脱
ふりがな文庫
“手脱”の読み方と例文
読み方
割合
てぬか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てぬか
(逆引き)
しかるに
悉皆
(
しっかい
)
成就の暁、用人頭の為右衛門普請諸入用諸雑費一切しめくくり、
手脱
(
てぬか
)
ることなく決算したるになお大金の
剰
(
あま
)
れるあり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
だが、なにも
他人
(
ひと
)
の秘密を
訐
(
あば
)
くでもなし、
何人
(
だれ
)
にもありがちのことだと大目に見ておいたがね、今になってみると、それがこっちの
手脱
(
てぬか
)
りだったよ。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
湖の竜が秀郷の助力を乞うた譚をただただ唐の将武が象に頼まれて
巴蛇
(
うわばみ
)
を殺し象牙を多く礼に貰うて大いに富んだてふ話を作り替えたものと断じたは
手脱
(
てぬか
)
りだ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
手脱(てぬか)の例文をもっと
(4作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手脱”のふりがなが多い著者
森田草平
南方熊楠
幸田露伴