“快(いい)” の例文
雪風(ゆきかぜ)に熱い頬を吹かせながら、お葉は快(いい)心地(こころもち)に庭前(にわさき)を眺めていると、松の樹の下に何だか白い物の蹲踞(しゃが)んでいるのを不図(ふと)見付けた。どうやら人のようである。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「皆様(みなさん)、これじゃ耐(たま)らん。ちと甲板(かんぱん)へお出(い)でなさい。涼しくッてどんなに心地(こころもち)が快(いい)か知れん。」
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)