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忌
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いまわ
ふりがな文庫
“
忌
(
いまわ
)” の例文
何かにつけて彼は自分の一生の危機が近づいたと思わせるような、ある
忌
(
いまわ
)
しい予感に脅されるように成った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
且元のこうした
忌
(
いまわ
)
しい行動は、当時の心ある大阪の民衆に極度の反感を起さしめた。
何某
(
なにがし
)
といえる侠客の徒輩が、遂に立って且元を襲い、その兵百人ばかりを殺害したという話がある。
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
今宵高田に
娶
(
めあわ
)
すよしかねて得三に聞いたれば、こもまた心懸りなり、一度家に立返りて
何卒
(
なにとぞ
)
お藤を救いいだし、またこそ忍び出でなんと、
忌
(
いまわ
)
しき古巣に帰るとき、多くの人に
怪
(
あやし
)
ませて
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「心に
忌
(
いまわ
)
しい点あるか」と反問せよ
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「
己
(
おの
)
れの心に
忌
(
いまわ
)
しい点があるか」
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“忌”の意味
《名詞》
(キ)ある人物が死んだ日。
(キ)喪に服している期間。
(出典:Wiktionary)
“忌(忌み)”の解説
忌み、斎み(いみ)は
神に対して身を清め穢れを避けて慎む事。斎戒。
(転じて)忌み避けるべきこと。禁忌。はばかり。
平安時代以降の用例は大半が2.の意。
(出典:Wikipedia)
忌
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
“忌”を含む語句
忌々
忌々敷
可忌
忌憚
物忌
忌明
忌日
嫌忌
忌諱
忌嫌
禁忌
小忌
忌籠
斎忌
忌忌
忌避
猜忌
忌中
忌服
厭忌
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