“厭忌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんき80.0%
アボミナブル20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或時は露骨に叙し、或時は一種厭味の装飾を用うるを要す。語をへて言はば、多数素人へのあてこみは少数黒人くろうとの最も厭忌えんきする方法を取らざるべからず。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
然るも吾人の輸入をいとふは、攘夷といへる一般の厭忌えんきにあらずして、攘偽文明といへる特種の性質を帯びて
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
小さい子供にちょいちょい見受ける腹部アブトミナルの、そして厭忌アボミナブルすべき、膨張は驚く程である。これは子供達に苦痛を与えるだろうと思われる。