“心不乱”の読み方と例文
読み方割合
しんふらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と一心不乱しんふらんさツいてかぜみんなみいたが、たちましづまかへつた、夫婦ふうふねやもひツそりした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
心不乱しんふらんこめいでいたおかみさんたちまでが、まえかけで、きながら、ぞろぞろつながっててくる有様ありさまは、流石さすが江戸えど物見高ものみだかいと、勤番者きんばんものたまをひっくりかえさずにはおかなかった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)