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御止
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およ
ふりがな文庫
“
御止
(
およ
)” の例文
「じゃ
御止
(
およ
)
しになれば好いのに。つまらないわ、貴夫、今になってあんな人と交際うのは。一体どういう気なんでしょう、
先方
(
むこう
)
は」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
御止
(
およ
)
しなさいましよ。御召しでもよごれるといけません。」
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「元来一文も出さないといったって、
貴方
(
あなた
)
の方じゃどうする事も出来ないんでしょう。百円で悪けりゃ
御止
(
およ
)
しなさい」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
御止
(
およ
)
し。御止しよ。」
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だから私も突っ
跳
(
ぱ
)
ねたのさ。今時分そんな事を持ち出すのは、まるで自分の殺した子供を、もう一
返
(
ぺん
)
生かしてくれって、御寺様へ頼みに行くようなものだから
御止
(
およ
)
しなさいって。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「
御止
(
およ
)
し。御止し。」
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大變
(
たいへん
)
毒
(
どく
)
になりますから、
御止
(
およ
)
しになつた
方
(
はう
)
が
可
(
よ
)
いでせう。もし
強
(
し
)
いて
何
(
なに
)
か
御讀
(
およ
)
みになりたければ、
禪關策進
(
ぜんくわんさくしん
)
といふ
樣
(
やう
)
な、
人
(
ひと
)
の
勇氣
(
ゆうき
)
を
鼓舞
(
こぶ
)
したり
激勵
(
げきれい
)
したりするものが
宜
(
よろ
)
しう
御座
(
ござ
)
いませう。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いくら承知でも御母さんが困るから
御止
(
およ
)
しよ」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「今夜は
御止
(
およ
)
しよ」と母が
留
(
と
)
めた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂