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御容態
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ごようだい
ふりがな文庫
“
御容態
(
ごようだい
)” の例文
『
御城代樣
(
ごじやうだいさま
)
の
御容態
(
ごようだい
)
は、
先
(
ま
)
づお
變
(
かは
)
りがないといふところでございませうな。
癆症
(
らうしやう
)
といふものは
癒
(
なほ
)
りにくいもので。』と、
玄竹
(
げんちく
)
は
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「お早ようございます。名津子さんの
御容態
(
ごようだい
)
はいかがですか。お見舞にあがりました」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そういうことが
三日
(
みっか
)
四日
(
よっか
)
とつづくうち、
天子
(
てんし
)
さまのお
体
(
からだ
)
は目に
見
(
み
)
えて
弱
(
よわ
)
って、御食事《おしょくじ》もろくろくに
召
(
め
)
し
上
(
あ
)
がれないし、
癇
(
かん
)
ばかり
高
(
たか
)
ぶって、
見
(
み
)
るもお
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
な
御容態
(
ごようだい
)
になりました。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
お
夜詰
(
よづめ
)
をいたし、
明番
(
あけばん
)
になりますと丁度只今の午前十時頃お帰りになるのですが、
御容態
(
ごようだい
)
が悪いと忠義の人は残っている事がありますので、富彌様はお留守勝だから、御新造はお留守を守って
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“御容”で始まる語句
御容子
御容貌
御容姿
御容色
御容赦
御容
御容量
御容赦被下