“影絵”のいろいろな読み方と例文
旧字:影繪
読み方割合
シルエット85.7%
かげえ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一七八九年——影絵シルエット、十八歳のベートーヴェン。(ボン市ベートーヴェン・ハウス所蔵。フリンメルの伝記第十六頁に複製あり)
更紗を洩れる灯、昼間は気付かなかった露台の影絵シルエット、パタンやブルマンの喧囂たる取引エロクエント・コムマースは、さながら、往時バグダッドの繁栄そのものである。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ニヤリとわらったまつろうが、障子しょうじすみへ、まるくなったときだった。藤吉とうきち案内あんないされたおこのの姿すがたが、影絵かげえのように縁先えんさきあらわれた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)