トップ
>
弦音
ふりがな文庫
“弦音”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つるおと
94.1%
げんおん
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つるおと
(逆引き)
すると、ふいに、気持のいい
弦音
(
つるおと
)
とともに、ひゅッ、と矢羽根の空を切る音がし、庭の樹の
梢
(
こずえ
)
あたりで、すさまじい鳥の悲鳴が起こった。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
とうなりながら、
胸
(
むね
)
に
弦音
(
つるおと
)
を鳴らせ、口もきかずに
腕
(
うで
)
ばかりさすっているようすは、はたからみてもなんとも気の
毒
(
どく
)
らしかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弦音(つるおと)の例文をもっと
(16作品)
見る
げんおん
(逆引き)
と我と我が心に
愧
(
は
)
じて、焚火の
辺
(
ほとり
)
にてほッと息を
吐
(
つ
)
く折しもあれ、怪しや
弦音
(
げんおん
)
高く
一枝
(
いっし
)
の征矢は
羽呻
(
はうな
)
りをなして、文治が顔のあたりを
掠
(
かす
)
めて、向うの
立木
(
たちき
)
に刺さりました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
弦音(げんおん)の例文をもっと
(1作品)
見る
弦
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“弦”で始まる語句
弦
弦鳴
弦之丞
弦四重奏曲
弦月
弦差
弦指
弦斎
弦月丸
弦三
“弦音”のふりがなが多い著者
吉川英治
南方熊楠
国枝史郎
林不忘
三遊亭円朝
山本周五郎
岡本綺堂