“弦三”の読み方と例文
読み方割合
げんぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清二せいじは、黄一郎の直ぐの弟だった。その下が、ゴム工場へ勤めている弦三げんぞうで今年が徴兵ちょうへい適齢てきれい。その下に、みどりと紅子べにこという姉妹があって、すえ素六そろくは、やっと十五歳の中学三年生だった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
弦三げんぞうはもう帰っているかい」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)