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建
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たける
ふりがな文庫
“
建
(
たける
)” の例文
命は
建
(
たける
)
がそれでまごまごしているうちに、すばやくほんものの刀を引き抜いて、たちまちその悪者を切り殺しておしまいになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
かれその
酣
(
たけなは
)
なる時になりて、御懷より劒を出だし、
熊曾
(
くまそ
)
が衣の
矜
(
くび
)
九
を取りて、劒もちてその胸より刺し通したまふ時に、その
弟
(
おと
)
建
(
たける
)
見畏みて逃げ出でき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
「さあ、今だ、うて」とお歌いになると、たちまち一度に太刀を
抜
(
ぬ
)
き放って、
建
(
たける
)
どもをひとり残さず切り殺してしまいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
すなはち出雲の國に入りまして
一
、その
出雲
(
いづも
)
の國の
建
(
たける
)
を
殺
(
と
)
らむとおもほして、到りまして、すなはち
結交
(
うるはしみ
)
したまひき。かれ竊に
赤檮
(
いちひのき
)
もちて、
詐刀
(
こだち
)
二
を作りて、御
佩
(
はか
)
しとして、共に肥の河に
沐
(
かはあみ
)
しき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
そして二人とも刀を
抜
(
ぬ
)
き放すだんになりますと、
建
(
たける
)
のはにせの刀ですから、いくら力を入れても抜けようはずがありません。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
“建”を含む語句
建築
建立
階建
建物
建部
煉瓦建
新建
長屋建
家建
建造
建築物
建前
再建
建仁寺垣
建直
建増
福建
建込
建安
建久
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