“延暦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんりゃく85.7%
えんりやく14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今を去る千百余年、延暦えんりゃく三年二荒山ふたらさんの山腹において、かつらの大樹を見つけ、それを、立ち木のままに千手大士の尊像にきざまれたが——
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
続日本紀しょくにほんぎをお読みになったことはありませんか、あの中の延暦えんりゃく十七年の条に、太政官だいじょうかんの法令として——
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その事は空海の性靈集中の碑文に見え、またそれによつて書いたと見える元亨釋書げんかうしやくしよにも見えてゐる。神護じんご景雲けいうんから延暦えんりやくにわたつての事で、弘法大師よりは少し前の人である。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)