“えんりゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
延暦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
延暦えんりゃく三年十月三日に、奈良の都、春日かすがの里から山城国長岡にうつり、その十年の正月に大納言藤原小黒麻呂おぐろまろ、参議左大弁紀古作美さだいべんきのこさみ大僧都玄慶だいそうずげんけいらをこの国の葛野郡宇多村かどのこおりうだのむらに遣わしたところ
しかし大仏鋳造のころ、僧尼の激増した時期を境として、漸次、新しい気風が生まれ、一種のデカダンが発生するに至ったことも推測せられる。僧尼の淫犯いんぽんを警むる訓令は延暦えんりゃくごろから現われ始めた。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
公事根源くじこんげん」によれば、桓武かんむ天皇の延暦えんりゃく十一年の冬