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底深
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そこふか
ふりがな文庫
“
底深
(
そこふか
)” の例文
思出の記は
一瞬
(
いっしゅん
)
の
水煙
(
みずけむり
)
を立てゝ印度洋の
底深
(
そこふか
)
く沈んで往ったようであったが、彼小人菊池慎太郎が果して
往生
(
おうじょう
)
したや否は疑問である。印度洋は妙に人を死に
誘
(
さそ
)
う処だ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
信水
(
しんすゐ
)
は
犀川
(
さいかは
)
の
濁水
(
だくすゐ
)
あるゆゑ也。
鮏
(
さけ
)
初秋より海を
出
(
いで
)
て此
流
(
ながれ
)
に
泝
(
さかのぼ
)
る。蒲原郡の流は
底深
(
そこふか
)
く
河
(
かは
)
広
(
ひろき
)
ゆゑ大
網
(
あみ
)
を用ひて
鮏
(
さけ
)
を
捕
(
と
)
る。かの川口
駅
(
えき
)
より
上
(
かみ
)
、
上田妻有
(
うへだつまり
)
のあたりにては
打切
(
うちきり
)
といふ事をなして鮏を
捕
(
と
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“底”で始まる語句
底
底冷
底止
底力
底意
底光
底事
底土
底意地
底澄