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幣帛
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みてぐら
ふりがな文庫
“
幣帛
(
みてぐら
)” の例文
道清
(
みちきよめ
)
の儀といって、
御食
(
みけ
)
、
幣帛
(
みてぐら
)
を奉り、
禰宜
(
ねぎ
)
が
腰鼓
(
ようこ
)
羯鼓
(
かっこ
)
笏拍手
(
さくほうし
)
をうち、浄衣を着た
巫
(
かんなぎ
)
二人が
榊葉
(
さかきは
)
を持って
神楽
(
かぐら
)
を奏し、太刀を
佩
(
は
)
き
胡籙
(
やなぐい
)
を負った
神人
(
かんど
)
が四方にむかって弓の
弦
(
つる
)
を鳴らす。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
安国と平らけく知し食すが故に、皇御孫ノ命のうづの
幣帛
(
みてぐら
)
を称辞竟へ奉らくと宣る。
山の今昔
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
掛
(
かけ
)
まくも
文
(
あや
)
に
恐
(
かしこ
)
き、いはまくも穴に尊き、
広幡
(
ひろはた
)
の
八幡
(
やはた
)
の
御神
(
みかみ
)
、此浦の
行幸
(
いでまし
)
の宮に、
八百日日
(
やおかび
)
はありといへども、
八月
(
はつき
)
の今日を
足日
(
たるひ
)
と、行幸して遊び
坐
(
いま
)
せば、
神主
(
かみぬし
)
は御前に立ちて、
幣帛
(
みてぐら
)
を捧げ
仕
(
つか
)
ふれ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
うづの、をを、うづの
幣帛
(
みてぐら
)
の緒の
鎮
(
しづ
)
もる
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
幣帛
(
みてぐら
)
にしで
結
(
ゆ
)
ひ垂れ
第二海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“幣帛”の意味
《名詞》
神に供えるもの。みてぐら。ぬさ。
進物。
(出典:Wiktionary)
“幣帛”の解説
幣帛(へいはく)とは、神道の祭祀において神に奉献する、神饌以外のものの総称である。広義には神饌をも含む。みてぐら、幣物(へいもつ)とも言う。
(出典:Wikipedia)
幣
常用漢字
中学
部首:⼱
15画
帛
漢検1級
部首:⼱
8画
“幣帛”で始まる語句
幣帛供進