“腰鼓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くれつづみ50.0%
ようこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楽器には絃楽器はなく、ささら腰鼓くれつづみ、フリ鼓、銅鈸子どびょうしといったような類。ものによっては笛もつかう。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道清みちきよめの儀といって、御食みけ幣帛みてぐらを奉り、禰宜ねぎ腰鼓ようこ羯鼓かっこ笏拍手さくほうしをうち、浄衣を着たかんなぎ二人が榊葉さかきはを持って神楽かぐらを奏し、太刀を胡籙やなぐいを負った神人かんどが四方にむかって弓のつるを鳴らす。
顎十郎捕物帳:23 猫眼の男 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)