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已上
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いじょう
ふりがな文庫
“
已上
(
いじょう
)” の例文
さてこの土堤に捨てられた角は、日数経て一
掌
(
パーム
)
、もしくはそれ
已上
(
いじょう
)
長き根を石だらけの荒地に下す事、草木に
異
(
かわ
)
らず、他に例もなければ訳も別らず。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
明朝ハ爰元船ニテ向島ヘ渡候事、少シモ
支無御座候
(
さしつかえなくござそろ
)
、
能
(
よき
)
時分
参可申候間
(
まいりもうすべくそろあいだ
)
、左様ニ
可被思召候
(
おぼしめさるべくそろ
)
已上
(
いじょう
)
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
唯今ではお目見得
已上
(
いじょう
)
と申しても、お通り掛けお目見えで、拙者
方
(
かた
)
では尊顔を見上ぐる事も出来ませんから、折々お側へ
罷出
(
まかりい
)
でお目通りをし尊顔を見覚えるように相成りたいで
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その人我は
渤海
(
ぼっかい
)
郡の生まれ、李玄石と名づく、やはり辺先生の所へ学びに往く、かく道伴れとなる
已上
(
いじょう
)
は兄弟分になろうと言い出たので、子珍も同意し、定州に至り飲酒食肉し、死生、貴賤
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
... 此の花は
忽
(
たちま
)
ち
散果
(
ちりはて
)
可申
(
もうすべく
)
茎
(
じく
)
は
其許
(
そこもと
)
さまへ
蕾
(
つぼみ
)
のまゝ
差送
(
さしおくり
)
候」はて…分らん…「差送候間
御安意
(
ごあんい
)
之
(
の
)
為め申上候、
好文木
(
こうぶんぼく
)
は遠からず枯れ秋の芽出しに相成候事、
殊
(
こと
)
に安心
仕
(
つかまつ
)
り候、余は拝面之上
匇々
(
そう/″\
)
已上
(
いじょう
)
、別して申上候は」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“已上”の意味
《名詞》
「以上」の別表記。
(出典:Wiktionary)
已
漢検1級
部首:⼰
3画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“已”で始まる語句
已
已来
已下
已前
已後
已來
已達
已講
已外
已徃