“渤海”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼっかい90.9%
ぼつかい9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに都を落ちて、反董卓はんとうたくの態度を明らかにし、中央から惑星視されていた渤海ぼっかいの太守袁紹えんしょうの手もとへも、曹操のげきがやがて届いてきた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長門ながとは山陽の西陬せいすう僻在へきざいす、しこうして萩城連山のきたおおい、渤海ぼっかいしょうに当る。その地海にそむき山に面す、卑湿ひしつ隠暗。城の東郊は則ち吾が松下村なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
渤海ぼつかい塩田えんでんに添ふ道を取り訪へば再び悲しき旅順