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差込
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さしこみ
ふりがな文庫
“
差込
(
さしこみ
)” の例文
「どこのお方か覚えません私が世話になった方ならば知って居る筈ですが」というと「そういう
馬鹿
(
ばか
)
だから困る。それダージリンで
差込
(
さしこみ
)
が起った時尊い薬を ...
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
といつて
手先
(
てさき
)
へ
柔
(
やはらか
)
な
掌
(
てのひら
)
が
障
(
さは
)
ると
第一番
(
だいいちばん
)
に
次作兄
(
じさくあに
)
いといふ
若
(
わか
)
いのゝ(りやうまちす)が
全快
(
ぜんくわい
)
、お
苦
(
くる
)
しさうなといつて
腹
(
はら
)
をさすつて
遣
(
や
)
ると
水
(
みづ
)
あたりの
差込
(
さしこみ
)
の
留
(
と
)
まつたのがある
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
差込
(
さしこみ
)
死し居たり
匂
(
にほ
)
ひの此處より
發
(
おこ
)
りしなれば大いに
驚
(
おど
)
ろき一同へ
告
(
つ
)
げ
親
(
おや
)
甚左衞門へも此事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
といって手先へ柔かな
掌
(
てのひら
)
が
障
(
さわ
)
ると第一番に
次作兄
(
じさくあに
)
いという若いのの(りょうまちす)が全快、お苦しそうなといって腹をさすってやると水あたりの
差込
(
さしこみ
)
の
留
(
と
)
まったのがある
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
月が
射
(
さ
)
して、その肉は
蒼
(
あお
)
く、その骨は白く見ゆるまで、冷えて霜を浴びたようになったのを、
往来
(
ゆきき
)
の仕事師が見附けて、大坂屋へ抱え込むと、気が付いたが、急に
胸前
(
むなさき
)
へ
差込
(
さしこみ
)
が来てから
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“差込”で始まる語句
差込み