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さしもど
ふりがな文庫
“
差戻
(
さしもど
)” の例文
都築外記
(
つゞきげき
)
は願の筋有ば其支配の役人より
向々
(
むき/\
)
の役人へ願ひ出よと
差戻
(
さしもど
)
せど三五郎は猶さし出し其御役人方御取上げ御座らぬにより
據
(
よんど
)
ころなく
貴所
(
あなた
)
さまへ御願ひ申上ますとて
動
(
うご
)
かねば籤九
度山
(
どやま
)
目付
(
めつけ
)
中村
主計
(
かずへ
)
はイヤ
外記
(
げき
)
殿
夫
(
それ
)
は取上るに及びますまい
打捨
(
うちすて
)
て歸られよと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其
翌日
(
よくじつ
)
預
(
あづ
)
け置し所より
欺
(
あざむ
)
き取しにより其節之なる二度目の
妻
(
つま
)
專
(
せん
)
が
計
(
はか
)
らひにて憑司方より金子は私しへ
差戻
(
さしもど
)
し
呉
(
くれ
)
し故直樣先妻梅は
離縁
(
りえん
)
の上昌次郎へ遣し其後同村の者共取扱ひにて昌次郎と表向夫婦に致ました梅の母早事は私し實の叔母なれば
永
(
なが
)
く
養
(
やしな
)
ひ置べき心得の所叔母早儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置