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嵬然
ふりがな文庫
“嵬然”の読み方と例文
読み方
割合
くわいぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわいぜん
(逆引き)
(いろは)のことなり、
唯
(
と
)
見
(
み
)
れば
大廈
(
たいか
)
嵬然
(
くわいぜん
)
として
聳
(
そび
)
ゆれども
奧行
(
おくゆき
)
は
少
(
すこ
)
しもなく、
座敷
(
ざしき
)
は
殘
(
のこ
)
らず
三角形
(
さんかくけい
)
をなす、
蓋
(
けだ
)
し
幾何學的
(
きかがくてき
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
ならむ。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
床几
(
しやうぎ
)
——といふ
處
(
ところ
)
だが、(——
親類
(
しんるゐ
)
の
家
(
いへ
)
で——)
其
(
そ
)
の
用意
(
ようい
)
がないから、
踏臺
(
ふみだい
)
に
嵬然
(
くわいぜん
)
として
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けた……んぢや、と
笑
(
わら
)
つて、
當人
(
たうにん
)
が
私
(
わたし
)
に
話
(
はな
)
した。
夫人
(
ふじん
)
、
及
(
およ
)
び
學生
(
がくせい
)
さん
方
(
がた
)
には
内證
(
ないしよう
)
らしい。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嵬然(くわいぜん)の例文をもっと
(2作品)
見る
嵬
漢検1級
部首:⼭
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“嵬”で始まる語句
嵬
嵬気
“嵬然”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花